日本の気候風土を語れば、やはり多彩な自然の顔を拝める四季があるということに尽きるでしょう。
寒暖の差が激しいということは、モノを保管するのにはあまり適さないということでもあります。
高温多湿から低温の乾燥した状態まで、日本の四季のうつろいは本当にダイナミックです。そんなダイナミックな変化に見事に対応し、私たちの衣服を守ってくれるのが箪笥です。
私は服の収納には極力箪笥を、それもできるなら桐の箪笥を使うようにしています。
今の時代、壁に埋め込まれたクローゼットや衣装ケースなどを利用して服を保管するケースのほうが多いでしょう。
しかし残念ながら、そういった収納器具は日本のダイナミックな四季についていけません。
私は衣装ケースを用いて服にカビを生やしてしまったことが何度もあります。まあ私が不精なところがあるのは認めますが(笑)
しかし防虫剤を入れた箪笥で保管した衣類は、カビや色あせなどとは完全に無縁です。
やはりこの国で衣類を収納するのなら、箪笥が一番なのだと改めて思いました。